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13.正規分布型ランダムミュージック


ランダムは、頻度が均等な平らなフラットな分布だけではない(抽出のランダム性と分布の多様性)。
さまざまな分布の中で左右対称釣り鐘型の正規分布は母集団の推定などによく使われる。
これをランダムミュージックに適用するとどんな音楽になるのだろうか。
ハーモニーを2つの周波数の関係ととらえ複数のペアは、おおまかにハーモニーの安定なペアと不安定なペアがある。
より単純な整数比や強い共振による安定なペアと不安定なペアの組み合わせでより複雑なランダムハーモニーが期待できると考えることができる。
正規分布型ランダムミュージックはどのような音楽になるのだろうか。
派生的アイデアとしてギターの弦の中心に正規分布の中心を重ねた場合を想定すると、
ハーモニックスの場合は音的に左右対称となるが、フレットを押さえると音的には当然対称にならない。
これをメジャートライアドコードなどに展開すると幾何学的対称であらわれる変な音の集合が存在し、
これを勝手にミラーコードと呼ぶこととすると、この2つ3つのミラーコードパターンをギター指板上を
前後に平行移動させた即興音楽はどのような音楽になるのだろうか。
※メジャートライアドの3度と5度は、5度の半音下がり(b5)と3度の半音下がり(b3)になる。

(つづく)



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