2.音階を考えてみる2(ひらがなカタカナローマ字)
画数では漢字は画数が多いが、ひらがなやカタカナや英数字では、だいたい1から5と画数が少ない。
画数が少ない場合は7音階や5音階など少ない音階に割り振る方が音程の高低の範囲幅は広くなる。
2−1.ひらがなを「いろはうた」で音階にしてみる。
ひらがなもカタカナも画数で音階ができるが、日本では西洋音楽の音階の調をabcではなくいろはで表現するので
いろはうたで音階にすることを考えてみる。
また、即興音楽で即興詩をひらかな一字ずつに分解しランダムに五七五調に自動生成するとどうなるのか試します。
ひらがなを「いろは」と「あいうえお」の両面から考えるためにcosmuse.jpで展開します。
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ○ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせず
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
はひふへほ
まみむめも
やいゆえよ
らりるれろ
わゐうゑを
ん
2−1−1-1.いろはの順番に数える、あいうえおの順番に数える
たとえば「ひらがな」は、
45−23−14−22となり
半音12音階クロマティックスケール上では、a(ラ)から数えて
4オクターブ上のf(ファ)−2オクターブ上のg(ソ)−2オクターブ上のa#(ラ#)−2オクターブ上のf#(ファ#)
いろはの番号
いろはから番号へ変換
あいうえおから番号へ変換
「いろはうた」からの
ひらがな45-23-14-22
「あいうえお」からの
ひらがな27-41-6-21
2−1−1-2.いろはうたを横行と縦列で表現
1234567 89101112
1.いろはにほへと ちりぬるを
2.わかよたれそ○ つねならむ
3.うゐのおくやま けふこえて
4.あさきゆめみし ゑひもせず
4行、12列。
行1で列1の「い」から行4、列12の「ず」まで
行番号と列番号の組み合わせで表す。
縦列がオクターブで横行が12音階。
※縦書きで右から左に書かれた場合はまた異なる。
※数学の行列の表現では、a11が「い」、a12が「ろ」、…、a1 12が「を」
a21が「わ」、a22が「か」、…、a2 12が「む」
a31が「う」、a32が「ゐ」、…、a3 12が「て」
a41が「あ」、a42が「さ」、…、a4 12が「ず」
※数学の順列組合せとは意味合いが異なる。
2−1−2.鍵盤の白と黒に割り当てる
いろはうたは、7字5字調なので、
たとえば鍵盤でcから1オクターブを白い鍵盤は7つ
黒い鍵盤は5こなので
いろはうたの最初の7字を白い鍵盤に
あとの5字は黒い鍵盤に割り当てるとどのような音になるのか。
割り当て方で変化してしまうが、
たとえば「ひらがな」は、
4オクターブ上のd#(レ#)−2オクターブ上のg#(ソ#)−1オクターブ上のb(シ)−2オクターブ上のf#(ファ#)
4オクターブ上のc#(ド#)−2オクターブ上のf#(ファ#)−1オクターブ上のb(シ)−1オクターブ上のd#(レ#)
「ひらかな」のゐゑをのぞくと48文字なので、12音階の4オクターブに割り当てて
1音ずつランダムに発生させるとランダムなひらかな即興詩の即興音楽はどのように聞こえるのだろうか。
2−1−3.音や数字から文字への変換
逆変換からの文字列はどんな言葉になるのか。
この路線は、cosmuse.blogブログで創作音階変換からの新発想創造自由研究していきます。
たとえば、5−7−5調でランダムにひらかなを発生させると、
とんでもない文字列が出力されるのでこれを吟味して新たな発想の創造を試みます。
2-1-4.円に内接する「ひらかな」などの文字を音に変換する
円を12音階やピタゴラス音階などに角度でわりあてて、
ひらかななどの文字の書き順で円に内接する点やエリアで音と音の順番に変換するとどんな音楽になるのか。
たとえば、12音階の円に内接するひらかなの「い」は、書き順と軌跡で左側は、11から10、9、8、を通って7に行き7の中心部に向かう。
右側は、1から2、3、を通って4辺りに行く。
2−2.累積音階
画数音階は、画数を常にルートから数えて音階にした。
累積音階は、はじめの画数はルートから数え、次の画数からは累積して音階を作る。
するとどのような音になるのか。
たとえば「ひらがな」の画数は、
2−3−5−5となり、
累積では、2−5−10−15となる。
2−3.コンピュータはゼロから数える
コンピュータは1からではなく0から数えるので、いままでの音の数え方を
0から数えると1つずつずれることになる。どのような音になるのか。